Within You Without You   211
  George Harrison
収録アルバム 1967
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
僕たちは語り合っていた 全ての人々を包み込む空間について
それから 幻想の壁の陰にじっと身を隠した人々について
彼らは真実を見つめようとはしないーーとっくに手遅れなのだ
息絶える時になって気付いても

僕たちは語り合っていた 全ての人々が分かち合える愛について
それを見つけたなら 愛の力で何としても繋ぎ止めることだ
愛があれば 僕たちは世界を救うことが出来る
人々がそれに気付きさえすれば

全ては己の内にあることを認識せよ
誰も他人を変える事は出来ない
自分がいかに小さな存在かを知れば
生命の泉は滾々と湧き出すーー君の内側に そして君の外側に

僕たちは語り合っていた 冷え切ってしまった愛について
それから 世界を手に入れると同時に魂を失った人たちについて
彼らは知らない 何も分かっていない
君もその中のひとりだろうか

己への拘りを捨てれば見付かるのかも知れない
心の安らぎはすぐそこで待っているのだ
そして いつの日か 全ての人々はひとつだと気付いたとき
生命の泉は滾々と湧き出すーー君の内側に そして君の外側に
Insturuments Date

Back music Programing by Tera Sutcliffe
MTR:Zoom MRS1266
Amp Simulater:Line6 POD2
Microphone:Shure SM58

 作者のジョージがリード・ヴォーカルをとっている。他のメンバーはこの曲のセッションには一切参加していない。ジョージがこの当時、最も影響を受けていたインド音楽が大々的に取り入れられている。

ジョージの友人がタブラをプレイし、セッションミュージシャンが、ソードマンデル、ディルルーバ、タンブーラをプレイした。ジョージ、そしてニール・アスピナールもタンブーラを演奏している。この日の録音を第1テイクとする。
1967年3月22日。アビイ・ロード第2スタジオにて、またもジョージの友人がディルルーバを2回オーバーダブする。これをリダクションして第2テイクを制作。
そして1967年4月3日。アビイ・ロード第1スタジオにて、ここで、ジョージ・マーティンは8人のヴァイオリン奏者と3人のチェロ奏者のレコーディングを行う。
このストリングスは空いていたトラック3に一気に録音されるために、結果として一発録音だった。このセッションのすぐ後に、ジョージはリード・ヴォーカル、シタール、アコースティックギターをオーバーダブにて終了した。

Download
0W0-9420-1

DATE 2025,04,26  minute 5:07
こ録音はこれで終了したが、翌日の4月4日にモノラル・ステレオのミックスダウンの際に、曲終了後にアビイ・ロードのライブラリから笑い声が挿入されました。
これはジョージ本人からの要請で「こういう音楽を聴かされて退屈だろうから、皮肉のつもりでいれた」んだそうです(笑)