ポップなメロディとシンプルな曲構成、単純明快な詞で、いかにもシングル向きなポールの作品です。反意語を多用した詞は一見童謡のようですが、実はポールがジョンとの関係が微妙に変化し始めた事に気付き、その気持ちを歌ったものだという説もあります。曲調はシンプルですが、よく聴くと1コーラスずつ微妙に演奏、楽器編成、コーラス・ワークに変化を持たせて単純に聞えないよう配慮している辺りは、ポールの非凡な才能が現れています。
ジョンとジョージのコーラスアレンジはジョンが担当しました。
特に3コーラス目のボーカルに絡むI say yes,but I may mean no,I can stay,till
It's time to goというフレーズのセンスは、実に素晴らしいと思います。また、間奏のリンゴのドラミング、ジョージのチョーキングによる高音のギターも印象的です。