◆「大好きなメドレー」◆
Polythene Pam 〜 She Came In Through The Bathroom Window
手前味噌ですが、今回のこの曲についての制作記です           Download

 この私が「Polythene Pam 〜 She Came In Through The Bathroom Window」ですか...もう、我ながら驚いてしまったと言うのが本音です。高校時代に難解だったこの"ABBEY ROAD"アルバム。聴き込むうちに一番好きになったこの2曲のメドレー。このアルバム収録の曲の中でもいたってバンド色の濃い楽曲で、私のように特にこのメドレーが好きだと言うファンも多くおられるようです。もうやたら滅多に聴きまくりましたね(笑) 大したステレオも無い時代、チープなポータブルレコーダーにチープなヘッドフォンを繋いで、何度繰り返しこのアルバムを聴いたことでしょう。
「 She Came In Through The Bathroom Window」読むより先に笑ってしまうような長ったらしい題名のこの曲。最初はいいともなんとも思いませんでした。しかし、聴き込むに連れて大好きな1曲になっていました。ひょっとして、皆さんも私とよく似た経緯があったりして(笑) でも、この2曲メドレーって、そういう感じが大だと思うんですよね。聴いてるうちに良さが解るみたいな...
ジョンの「へへへ..オ〜ルッカウ!」の後に入ってくるポールの「シケイミン・スルーザ・バスルーム・ウィンドウ!」ここは特に大好きな処で何度鳥肌を立てた事でしょう(笑)
で、文頭にも書きましたが、"この私がこのメドレーをですか?"です(笑) 昔ではとても考えられないですね。文明の利器は凄いです。いや、本当はここまで演出出来るTeraの技量が凄くも、素晴らしくもあると言うのが一番の理由なんでしょうが。
これはグチではなくて、今回の正直なプロセスの説明なんですが、実はこの曲、当初は私がなんとかギター・パートも全てやるということになっていたんです。ところがやりかけてみると色々と面倒臭い処があちらこちらに...本来その面倒臭い処が楽しい筈なのに、本当に面倒臭くなってしまってバカザメ君に応援の依頼をしたワケです。当初、快くOKしてくれた彼でしたが、色々と都合が付かずどうしても参加出来ないとなってしまったのです。"お池にはまって、さぁ大変!"です(笑) なんとしましょう?でも決定してしまったこと、なんとも出来ません。もう、私が弾くというカードしか残されていないのです(爆) ほんまかいな〜 まだ他人事のような私は、他人事のような台詞を宣いながらも楽譜とCD音源を前にギターを抱えておりました。わっはは...(←笑うとこちゃうか..)
 苦労したところはギター・ソロなんかではなくて、「She Came〜」でのオブリ。"チャララ・チャラララ・ラー"なんてジョージはアドリブ的にハイコードで合わせて弾いているのでしょうが、これがなかなか上手く弾けないんです。で、Mr-T提案のカポのお世話になることでなんとかスルーしました(笑)
ベースはコピー譜を元にやりましたが、まったく間違っている事をTeraに指摘されました。「Polythene Pam」の入りなんて1オクターブ低過ぎてたんです。1弦の14フレットから急降下の急上昇のグリスダウンです。また歌に入ってからの各小節末尾のグリスダウンも1オクターブ低すぎたのです。
最初、何故こんなにグリスダウンの音が目立たないのが不思議に思っていたのですが、これで納得出来ました。あと「She Came〜」のサビ以降の繰り返し部分のスコアが記載されてなくて、2:04から始まる跳ね回るベースは耳を凝らしてコピーしましたが、完全ではありません。しかし、けっこうノリが表現出来ていて個人的にはかなり気に入っている部分です(笑)
ヴォーカルは...ポールボーカルが苦手な私にしてはかなり上出来かなと思ってます。曲との相性が良いのか、かなり気持ちよく歌えました。2:28辺りから始まる「And got myself steady job」の「job」の部分が一番の出来でしょうか?(笑)あとジョン・ボーカルでは0:47での「クレイン」です(^0^)>

                                            2007,06,16    by Cuts

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