The Words 002 ビートルズ宅禄のキッカケとなった曲?
ギターを初めて...と言うより初めて手にしてから30数年と言った方がより的確でしょう。
真剣に弾いてたのはほんの3年くらいですから。
30数年も弾き続けてたなら、もう少しマシなモノになってたでしょうけどね。
私の場合プロフの中の「私とギター」にも少し書いていますが、ある法事のなおらいの場でギターを弾いてくれと言われて弾けなかったことが根本に起因しているようです。
しかし、それが本当にそうであったのかは定かではありません。単なるオッサンの負けず嫌いだけで始まったなどとは考えられません。
何故なら、その出来事があってからすぐさま始めた訳でもなく、かなり時間が経ってからだったからです。
起因した切っ掛けがそこにあるにせよ、ある日寝ころんでいてハタとひらめき、漠然と再度ギターをやろうと思い立っただけなのかも知れません。


で、近くの楽器店へ向かいました。長いブランクゆえ、その無知さと言ったら素人同然です。
「お客さま、これはお買い得ですよ、この価格でトップが単板ですし」
トップ単板?何やそれ....単板がええという事は、復板は安モンっていうワケかぁ...?
「あ、あ、あぁ、この天板が2枚張り合わせと違ごて1枚やっちゅうワケやね。」
「いえ、お客さま..トップの板自身がベニヤ板のような合板ではなく1枚板という事にございます。」
「.....」
知らぬとはいえ、知ったか振りでいい加減な事を言った恥ずかしさに言葉はありませんでした。
それで、試奏もせずにいい加減な安物を買って帰りました。早速チューニングをして弾いてみますと、昔からあるギターに比べて低音がまるっきり駄目で、軽い音でシャカシャカいってます。
しかし、こんなモンだろ値段からいって...と納得していましたが、次の日ハイフレットで爪弾いた時、異変に気付きました。なんと押さえているフレットよりさらに上の音が鳴るではありませんか。
よくよく見てみるとネックが蛇行してハイフレットの部分では腹を突きだしたような状態になっていたのです。早速、楽器店に持ち込みました。
すぐに直します云々と言い、メーカーに送ったらしいのですが、その後対応が遅すぎたので、返金してもらうようにお願いすると「返品はききません」などとウニャウニャ申してましたが、「あのなー...」と続けると気分良く?返金してくれました。(笑)

このあと、ネットオークションで中古品のJ-200のコピー物を手に入れ、上機嫌で弾いていましたが物足りなさを感じるのは時間の問題で、何か良い手だてはないものかと物色している処に現れたのが「リ○トー・ミュー○ック」の「ギター・プレイ・オブ・ザ・ビートルズ3」の教則ビデオでした。
オープニングから始まる「ノルウェーの森/NORWGIAN WOOD」これには吸い込まれました。
ホント引き込まれたというか、魅了されたというか...そっくりだったんですね、演奏が本物みたいで..で、俺もやればあのくらいは出来るんだろうかと、毎晩リハビリ混じりの猛練習でした。
指先に弦のあとクッキリ、皮はボロボロ、ズルズルにしてね...。(中学生の時以来)
そうこうしている内に最初に見付けたのは、ビートルズのカラオケ全曲のサイトでした。それを聴いて感心しているところにさらに見付けたのがB宅禄ミュージシャンのサイトだったんです。
「はぁーっ、すげーなー」これが率直な感想でした。次に「俺もやれるかも...」
で次の日から楽器や機材集めが着々となされていった事は言うまでもありません。
だから今でも、あの曲には思い入れがあるのです。

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