かんり（監理）と呼ばれますが、現場管理じゃありません
	これだけは明確にしておかなければならない、 というより変な勘違いをされている方が多いので、 はっきり言っておきます。 それは「設計者は施工しない」と言うことです。 こう言うとまた語弊を招くのかも知れませんが、 建物の施工に直接携わるのは、 施工者である建設会社です。 「監理」とは現場そのものの業務などを指示したり指導 したりして取り締まることなのです。

要は実際に施工を請け負う建設会社・工務店に対して施主の立場で現場と予算を監理するのです。 現場監督さんは「管理」の方で現場の施工や組織を管理します。 だから現場での施工図は監督または業者が作成するもので、監理者はそれをチェックし、施工者に対して工事が間違いなく正確に進むよう、また手抜き、手抜かりのないよう指導して行くのです。細かな納まりなども随時打ち合せて、おかしな出来上がりなどにならないよう細心の注意を払います。

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