−逢坂の家−

「逢坂の家」の施工中の模様をお伝えします。

9/03 地鎮祭
足かけ2年の計画の末、とうとう華々しく地鎮祭の敢行です。これから着実に一歩一歩を踏みしめながら進められる予感がします。
御施主さまのお祖母様も嬉しそうです。皆さん良いお顔をしておられました。
9/06 杭工事
この敷地は元々池だった為、軟弱な地盤です。このまま基礎を施工しては、いくらベタ基礎とは言っても危険です。柱状改良杭工法と言って土をスクリューにて掘って撹拌し、セメントを土に混ぜて柱状の杭を現場で作ります。


9/08 杭工事完了
杭は全部で34本。1本は直径50pで深さは硬い地層のある5mまで掘り下げます。セメントを混ぜられた土は2,3日でかなり硬くなり、次第に強い強度となって建物の基礎、建物本体を受け止めてくれます。これで万事安心。 
9/15 基礎配筋完了
基礎杭の上に施されたベタ基礎の配筋の様子です。この下は砕石といって砕いた石を全面に12p敷いてあり、その上にポリエチレンの防湿用のシートを敷き、さらにコンクリートを薄く打って保護した上で配筋しています。


10/13 棟上げです!(嬉)
秋晴れの良いお天気での上棟です。
建物の骨格が表され、全体の雰囲気が即座に解ります。いつも思うのですが地面で平面を見ている時とは大違いで、立ちあがると予想以上に大きく感じます。
10/28 外壁構造用合板張り
筋交いや締結金物をきちんと施工し、外壁の下地となる構造用合板(これも耐震に対応します)を張り、建物の外郭が見て取れるようになりました。来月からは屋根の瓦葺きにかかって行きます。


10/31 確認の中間検査
構造体(木組、筋交い、締結金物、屋根下地)が完成した時点で、中間検査を受けます。
申請図面通りに筋交いが入っているか、補強金物は確かか、など検査機関が来てチェックします。無事通過しました。
11/5 屋根瓦葺き
和のイメージを大事にする事から、屋根はいぶし瓦を使用しています。ただ、軒先はシンプルにと言う事で一文字瓦というフラットな形状の瓦にて施工しています。玄関と下屋の屋根はガルバリウム鋼板を使用しています。


12/9 造作工事完了
内部の造作工事が終了しました。とりあえず大工さんの仕事は終了です。
後はクロスを貼ったり、建具の取り付けや畳を入れたり、照明器具やスイッチ、コンセントなどの取り付けです。
12/9 内装材の色決定
内装材、特にクロス類は小さなカタログではイメージが湧かないので、何種類かをピック・アップし、現物を現場に押しピンで張り付けて確認しながら決めて行きます。色決めで失敗しない秘訣はコレです。


12/27 外部足場解体撤去
外部足場が外れ、建物の外観がスッキリとした姿を現しました。2階部分は一般的なサイディングに変更しながらも、つや消しのブラックという個性的な色遣いが施主様の個性を表現しています。この辺りはよく解ってらっしゃる(笑)
12/27 厨房家具搬入据付け
キッチンそのものこそシステムですが、その前の食器等収納棚、また背面の食器棚等は作りつけの家具です。どうです、このゴージャスさ。このあたりのセンスは皆様に見て頂きたく思います。左側の御仁はドンドコドンのぐっさんの実兄です(大爆〜)関係ないかー


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天井の高い和風居間から仏間を見た処です。
ここのフスマは右側の壁内に収納され、2室一体にも使用出来ます。雪見障子の向こうは玄関のタタキで、玄関横の開口の格子が見えています。
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何だか解りにくい写真になってしまってますね(笑)これは2階にある子供部屋のロフトを見上げた処ですが、床のワックスが乾いていなかったので、入り口から無理矢理に撮った為にこうなってしまいました。



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