■K邸リフォーム工事

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DK完成状況(リビングより見る) LDK改修予想パース


食事は椅子でと言う奥様とお嬢さんのテーブル派に対して、食事は畳に座って食べたいと言う畳派のご主人の両方の希望を叶えるべく、元あった板間、押入部分と2室を分断していた出入り口の建具及びタレ壁を撤去して全体をひとつの連続した空間にし、床をフローリング張にして一部分を段差のない畳コーナーの掘り炬燵のあるリビングとする事にした。
押入を構成していた1本の柱は抜く事が出来なかったので、そのまま残し、その部分をパソコンなどを収納しておけるスペースと、ちょっとした飾り棚をしつらえた。
DKの不要な出入り口を塞ぎ、キッチンをL型にする事と水屋の配置を変える事により、狭かったDKはすっきりとした雰囲気になった。
旧DKの状況

畳リビング見返し 旧居間の状況

旧便所の状況 便所改修後(手洗い) 便所改修後

このお宅は昭和30年代に建てられた兼業農家の旧邸であり、今回が二度目のDK等の改修となる。
現場調査に伺った時点で一番驚かされたのは部屋の暗さだった。一戸建てなのであるが、隣地に接近して建てられている為に開口が設けられているのにもかかわらず、まったく採光の用を成していなかったのである。
建物は2階建てであったが、調査したところDKの上には2階が無く平屋であることが解ったので、用を成さない窓は1カ所を残して全て塞いでしまい、そこにトップライトを設けることにした。その甲斐あって昼間でも照明を点けなくては何も出来なかったDKが曇天であっても照明が点灯しているかのように見違えるように明るくなった。さすがに天空の恩恵は偉大である。

DETA:2003,05   改修面積 約 40u   
           施工:藤本建設(株) 0743-59-1281  現場担当者 井上



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