I Am The Walrus      CB123
 Lennon / McCartney 
収録アルバム
MAGICAL MYSTERY TOUR  1967

僕は彼で 君は彼で 君は僕で
僕らはみんな一体だ
銃から逃げる豚みたいに奴らが走るのをごらん
奴らが飛んでいくのよ見ろよ
まったく涙が出てくるぜ

コーンフレークの上に座って パンが来るのを待っている
会社のマーク入りTシャツ いまいましい火曜日
腕白少年だったがすっかり浮かない大人の顔になって
僕はエッグマン 奴らもエッグマン
僕はセイウチ ググッグジュー

街のおまわりさん
参列を作って座っているおまわりさん
奴らが飛んでいくのを見ろよ
空飛ぶルーシーみたいにさ
奴らが逃げるのを見ろよ
涙が出てくるぜ まったく泣けてくる

死んだ犬の目から滴り落ちる黄色いカスタードの膿
人の粗探しばかりしている口汚い女 淫乱な尼さん
腕白少女だったが今じゃズロースずり下げて
僕はエッグマン 奴らもエッグマン
僕はセイウチ ググッグジュー

英国風の庭に座って日の出を待つ
もしも陽が照らなかったら
英国の雨に打たれて肌を焼けばいい

自分の煙でむせかえるプロ級のチェーンスモーカー
ジョーカーに笑われているのも知らないのか
奴らが微笑むのをごらん 豚小屋の豚みたいに
奴らの汚さを見ろよ 涙が出てくるぜ

エッフェル塔をよじ登るセモリナ・ニシン
ハレ・クリシュナを歌う元素的なペンギン
奴らがエドガー・アラン・ポーをこき下ろすのは見物だった


Insturuments Date



BassG:BARCLEY Hofner Model
Drum Programing & Piano &Brass
Strings&Cohrus:Tera−Sutcliffe
MTR:Zoom MRS1266
Amp Simulater:Line6 POD2

 ジョンの書いたサイケの大作。サイケ時代のジョンの総決算的な曲と言えますね。特にジョンが力を注いだのは詞作で、完成に1ヶ月以上もかけたそうです。内容は語呂合わせ、駄洒落、無理矢理に韻を踏んだ意味不明な言葉の羅列、ドラッグ体験などなど、実に難解かつ意味不明です。
サウンドはジョージ・マーティンによるストリングスの音が前面に出てきていて、ビートルズの演奏はあまり聞こえません。イントロはジョンの弾くエレキ・ピアノですが、サイレンの音を意識したものと言われています。ところどころにラジオから流れてきた雑音のSEが入りますが、エンディングの部分はシェイクスピアの劇の劇場中継で、この声は当時のイギリスの大物俳優の声だと言われています。
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0I1-3320-8

DATE 2006,10,28  minute 4:40
 「毒を食らわば皿まで」シリーズの第3弾としてのこの曲。かなり前にオケのデモは完成していたのですが、例のコーラス隊の女性の声が
見つからず、各面からの応募を待っておりました(ウソ・笑)プレ王公開作品とはヴォーカル・エフェクトを変えています。
こちらの方がクリアに聞こえますが、歪みが少なく迫力に欠けるかも知れません。
著作権の関係で歌詞ではありません。あくまで曲のイメージです