The Fool On The Hill             201
 John Lennon & Paul McCartney 
収録アルバム
MAGICAL MYSTERY TOUR  1967

くる日もくる日も ひとりぼっちで丘の上
愚かしい薄笑いを浮かべた男はじっと動かない
彼に近づこうとする者はいない
ただの馬鹿だと思ってるんだ
何を訊いても彼は答えようとはしない
けれど 丘の上の馬鹿は陽が沈むのを眺めている
世界が回るのを心の目でちゃんと見てるのさ

ときおり 雲に頭を突っ込んで
千の声を持つ男はものすごい大声で喋る
でも 彼の言うことは誰にも聞こえない
出しているはずの声さえ人々の耳には届かない
彼の方もそれに気付かないらしい
けれど 丘の上の馬鹿は陽が沈むのを眺めている
世界が回るのを心の目でちゃんと見てるのさ

みんなが彼を敬遠しているようだ
彼の望みを見透かしているつもりだ
彼は決して感情を表に出さない
けれど 丘の上の馬鹿は陽が沈むのを眺めている
世界が回るのを心の目でちゃんと見てるのさ

彼は人々の言葉に耳を貸さない
馬鹿なのは連中の方だと知っているんだ
みんなが彼を敬遠する
けれど 丘の上の馬鹿は陽が沈むのを眺めている
世界が回るのを心の目でちゃんと見てるのさ

Insturuments Date


Guitar:YAMAHA FG12-350
BassG:Rickenbacker 4003
Mixing :Tera−Sutcliffe
MTR:Zoom MRS1266
Amp Simulater:Line6 POD2


 この曲はポールの作品ですが、どうやら地動説を唱えて蟄居させられたガリレオ・ガリレイをモティーフに作られていると言います。
ポールは映画「Magical Mystery Tour」のこの曲の場面の為に、一人(とは言ってもマル・エバンスが同行した)フランスのニースに飛んで撮影して来たというのは有名な話。映像というより、今で言うプロモーションビデオのような感じですね。あと、この曲には沢山の楽器が使われています。一番印象的なのはリコーダーですが、その他ジョンとジョージのバスハーモニカや外部ミュージシャンのフルート、色んなパーカッションありで盛りだくさんです。
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0F0-9160-1

DATE 2014,02,23  minute 2:59
ポールの名作のひとつですね。特に詩作が最高に良いです。この詩にはジョンも絶賛したそうです。
著作権の関係で歌詞ではありません。あくまで曲のイメージです