Eleanor Rigby               CB0147
John Lennon & Paul McCartney 
収録アルバム
REVOLVER 1966

あの孤独な人々をごらん 
たくさんの孤独な人々をごらん

エリナー・リグビーは
結婚式のあった教会で床に落ちた米粒を拾う
夢の世界に生きる彼女
ドアの脇の壺にしまった仮面を
取り出してかぶり 窓辺で待つ
待ち人は誰?

ああした孤独な人々は何処から来るのだろう
ああした孤独な人々は何処に身を置くのだろう

マッケンジー神父は
誰にも聞いてもらえない説教の原稿を書く
彼に近づくものは誰もいない
夜も更けて
誰もいない部屋で靴下を繕う彼の姿
何もかまうことはないのに

ああした孤独な人々は何処から来るのだろう
ああした孤独な人々は何処に身を置くのだろう

あの孤独な人々をごらん 
たくさんの孤独な人々をごらん

エリナー・リグビーは
教会で息を引きとり その名とともに葬られた
儀式には誰もこなかった
マッケンジー神父は
土で汚れた手を拭きながら 墓をあとにする
救われた者はいない

ああした孤独な人々は何処から来るのだろう
ああした孤独な人々は何処に身を置くのだろう

  
Instrumental Date

Programing :Tera−Sutcliffe
MTR:Zoom MRS1266
Microphone:Marshall MXL 992

 ポール作のクラシカル・ナンバーで、作詞はジョンが手伝っています。歌詞は孤独なオールドミスと、孤独な神父の登場するドラマ仕立ての内容で、ストーリーの組み立てや、登場人物の名前を考える段階でジョンやロード・マネージャーのニール・アスピノール、マル・エヴァンスがかなりのアイデアを出したといわれています。ジョンは最初、神父の名前をマッカートニーにしよう、と言ったのですが、ポールが「父親と間違えられる」と嫌がったためにマッケンジーになったというエピソードが残っています。
しかし、当時24歳のポールにしては、なかなか凄い詞の内容だと思います。ポールの詩作も侮れませんね。
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0E0-4440-5


DATE 2009,10,10  minute 2:07
 ビートルズと同じで、今回は手弾きの楽器が無く、すべてDTMによるオケとなりました。ポールと同じく唄うのみのカラオケ作品です。