She's Leaving Home     123
  John Lennon & Paul McCartney
収録アルバム 1967
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
水曜日の朝5時 夜が明けるころ
寝室のドアを静かに閉め
言葉にならない思いを託した置き手紙を残して
ハンカチを握りしめた彼女は 階段を降りてキッチンへ
そして 裏口の鍵をそっと開けて外へ出る
−−−−−彼女はもう自由

彼女は(あの子のために生きてきたのに)
家を(自分を犠牲にして育てたのに)
出ていく(お金で買えるものは何でも与えたのに)
彼女は家を出ていく(バイバイ)
いやというほど孤独を味わった家

高イビキの父親の傍らで その妻はガウンに袖を通し
そこにあった手紙を取り上げると
階段の上にひとり立ちつくし
それから泣き崩れて夫にすがりつく
"あなた あの子が行ってしまったのよ
あんまりよ 私の気持ちもしらないで
どうしてこんなひどいことを"

彼女は(私たちは自分のことなど考えなかった)
家を(いつでもあの子のためばかりを考えて)
出ていく(必死に生活を支えてきたのよ)
彼女は家を出ていく(バイバイ)
いやというほど孤独を味わった家

金曜日の朝9時 遠く離れた街で
彼女は約束どおり待ち合わせの場所に行く
相手は自動車販売会社に勤める男

彼女が(私たちがどんな悪いことをしたというの?)
求めるのは(すべてよかれと思ってしたこと)
楽しさ(楽しさだけはお金じゃ買えない)
決して許されなかった望み(バイバイ)
ずっと心の底に閉じこめていた
彼女は家を出ていく(バイバイ)
Insturuments Date

Strings Programing & Mixing
by Tera Sutcliffe
MTR:Zoom MRS1266
Amp Simulater:Line6 POD2
Microphone:Marshall MXL 992

いかにもポールという曲ですね。線が弱くて退屈な感じがして若い頃には飛ばしていた曲です。しかし、今になってじっくりと聴いてみますと、なかなかの名曲なのかも知れません。ただ、なんとなく評論家達に褒めてもらいたくて作ったイメージがまとわりつくような曲ではありますが(笑)
家出少女の記事にインスパイアされて作ったと言いますから、ポールにしてみれば"こんなん出来ましたけど"みたいな感じだったのではと思います。主旋律はポール、親の嘆きコーラスはジョンが考えたということですが、このジョンのアイディアでこの曲は救われている感が大だと思います。
Download
0S1-4809-9


DATE 2008,06,07  minute 3:35
今回は打ち込みによるオケ制作なので、殆どカラオケ状態でした。ポールになった気分で伸びやかな主旋律を歌うのは、やはり気持ちいいです(笑)